In 阿佐谷もちより食堂

三浦展さんの最新刊で、おたがいさま食堂、okatteにしおぎについて、数ページずつ触れていただきました。

「下流老人と幸福老人」という、センセーショナル?なタイトルですが、おそらく本来はあんまり年齢に関係のない話。年齢を重ねると外的なファクターが削ぎ落とされて、とっても純粋に、「何が幸せか」が浮かび上がるだけなのかもしれません。

同時に取り上げていらっしゃる世田谷のタガヤセ大蔵や、大先輩格のゴジカラ村や、シェア金沢に比べると、おたがいさま食堂は「ご飯作って食べるだけ」のハイパースモールスケールなわけなんですけども、本書の結びにある「小さなポジティブをつないでいく」というところを読んで、ま、これでいっかと思うわけです。相手がどんな人であれ、いま目の前にいる人と、小さなポジティブをつなぐことができるか。幸せになる力は、そんなことなんだと思います。

3/17から書店に並ぶようです。
ぜひ手に取ってみてください。

【目次】
はじめに 下流社会の中に「幸福老人」を探す
第1章 上流老人と下流老人
第2章 上流老人はさびしく、下流老人は買いたいものが買えない
第3章 何が人生の失敗か。どういう人が幸福か
第4章 資産がなくても幸福な人 資産があっても不幸な人
第5章 多世代共生、多機能、参加型社会が幸福老人を増やす
阿佐谷おたがいさま食堂/okatteにしおぎ/タガヤセ大蔵/ゴジカラ村 ぼちぼち長屋/シェア金沢
巻末インタビュー 藤野英人
あとがきにかえて

http://www.amazon.co.jp/dp/4334039138

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