東京新聞(千葉版)に、N9.5がコーディネートを行っている「みかんハウス」が紹介されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140620/CK2014062002000132.html

 

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多世代で育む住まい 松戸でシェアハウスプロジェクト

上智大教授の川西諭(さとし)さん(42)=市川市、応用行動経済学=が松戸市常盤平の住宅街で、家族世帯や高齢者、若者ら多世代対象のシェアハウス「みかんハウス」プロジェクトを進めている。地域住民も活用できるスペースを設け、入居希望者や関心がある人とワークショップを重ね、街に開かれた住まいを目指している。 (飯田克志)
川西さんの親族所有の賃貸住宅が老朽化して空き家になったことがきっかけ。大手不動産会社からアパート経営の話が持ち込まれたが、川西さんはアパートでの一人暮らしや海外でのシェアハウスを経験し、「地域と関わり合え、自分が住みたいと思える賃貸住宅をつくろう」と考えた。
コミュニティーや地域の活性化を研究テーマにしている川西さんは「孤立」が問題と考え、地域と人のつながりを重視した不動産企画会社「N9・5」(東京都杉並区)の影山知明さん(40)らと昨年一月、プロジェクトチームを組んだ。
「多世代で暮らす、街と暮らす」「関わりを持ちながら暮らす」を基本に、高齢者や家族世帯らからシェアハウスに必要な機能を聞き、プランを練った。
みかんハウスは木造二階建てで、単身向け十五平方メートルから家族向け四十六平方メートルの計九戸。キッチン付き共有スペースは、入居者用と地域住民も利用できる部屋をそれぞれ一室ずつ設ける。
洗面所、トイレ、風呂は共有だが、女性向けに洗面台のある部屋、高齢者向けにトイレ付きの部屋、トイレ・風呂のある家族向けの部屋など多用なニーズに備えた。
「みかん」は住まいを育てていくという思いを込めた「未完」の意味もあり、共有スペースの機能や利用方法などはワークショップで決める。
「話し合うことで愛着を持ってほしい」と川西さん。シェアハウスは若者向けの印象が強いが、影山さんは「今後は多様な年代向けのシェアハウスが増えていくと思う」と話している。
十一月に入居開始予定。今月二十二日の上棟式に合わせ、現場説明会(常盤平一の二七の二)を午前十、十一時、午後一、二時に開く。

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