TBSテレビ「あさチャン!」(TBSテレビ)にて、「まち食」が紹介されました。

「阿佐谷おたがいさま食堂」、国立市の「おかんめし。」、板橋区の「おうちごはん(地域リビングプラスワン)」が事例として取り上げていただきました。

 

おたがいさま食堂は、自分の暮らしをまちに開くという点で、
西国図書室などの「住み開き」と本質的に同じ意味を持つものです。

 

番組内では、『旦那さんの帰りが遅く、長男と2人だけの食事に閉塞感を抱いていた』ということが、おたがいさま食堂をはじめるキッカケとして紹介されました。それにも関わらず、「子育てをする親同士の交流」にするのではなく、「まち食」に取組んだのには理由があります。
子育てがツライとか、悩むとかというのは、子育て自体の難しさもあれど、それを取り囲む環境そのものが、難しさを助長していたり、助けが少なくて表面化すると考えています。
それは、個別の問題ではなくて、「構造的に、そういう問題を引き起こす根っこがある」ということです。

だったら、子育てについてのノウハウとか○○育児法、時短○○とかじゃ、解決できないのではないか?地域の中で子育てしたい、孤立しないで子育てしたいという思いがあるのに、自分(親)が地域の外側にいて「うちの子どもを見守ってください」「親子を孤立させないでください」と言っても解決は難しいのではないでしょうか。

「いろいろな世代のひとに見守ってほしい」と思うなら、自分(親)自身が、いろいろな世代の人と関わっていくしかないのではないかと考えています。

しかし、地域活動とかボランティアとか、そういう類いのことに踏み込むのは難しい。
それならば、自分の暮らし自体を変えていくほうが良いのではないでしょうか。

自分の暮らしを守りながら、自分の暮らしの一部を、まちのひととシェアしていく。
暮らしをすこし開いていくこと。多様な「まち」の人と関わりながら、
フラットな関係性を築きながら暮らすこと

そんな暮らしは、子育てだけでなく、その後の暮らしもきっと豊かにしてくれるはずです。

 

 

まち食はじめました。(facebookページ)

https://www.facebook.com/machishoku

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