In 国分寺ブックタウン

サンタポスト粕谷です。
先日、国分寺ブックタウンプロジェクト会議で
「本棚撮影させてください」というチラシをもって
お店やいろんな本が置いてある場所を写真に撮らせてもらうという
「本棚撮影隊」が発足!
今後、楽しい画像が寄せられてくると思います。

そこで「おし!」と思ったのが
うちがよく利用する近くの郵便局の本棚です。
以前は、貸し出しノートがあったのですが、
今はそれがないので、それも兼ねて伺ってみました。

伺ったのは、東恋ヶ窪四郵便局の林博行局長さん。
いつも笑顔で迎えてくださる素敵な局長さんです。
「今も本は貸し出しているのですが、
秘密保護法ができてから、貸し出しノートはやめたんですよ」と。
個人情報の漏えいになってしまう…というわけか~。なるほど。
「貸し出しの本は、
なくなることもありますが、増えることもあるんですよ」

というわけで、本棚と局長さん&おススメ2冊をパチリ。
本棚の下に写っている子豚ちゃんたちは
局へ行くと、どこかにいる動かない(!)ペットちゃんたちです。

以下に局長さんおススメの本の紹介を入れておきます。
『たまらん坂』は国立に向かう途中の、
清志郎も歌ったあの「たまらん坂」の話ですって。
東恋ヶ窪四郵便局(東恋ヶ窪4-21-18)に行ったら
ぜひ、借りてみてくださいね~。

●岩波文庫『饗宴』
 プラトン【著】/久保勉【訳】岩波書店(2008/12発売)
 ▼出版社内容説明
 原題の「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味。
一堂に会した人々がワインの杯を重ねつつ次々にエロス(愛)讃美の演説を試みる。
最後に立ったソクラテスが、エロスは肉体の美から精神の美、
さらには美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く。
さながら1篇の戯曲を思わせるプラトン対話篇中の白眉。

●講談社文芸文庫『たまらん坂』―武蔵野短篇集
 黒井千次【著】講談社(2008/07発売)
 ▼出版社内容説明
 たまらん坂、おたかの道、そうろう泉園―実在する奇妙な土地の名前が、
初老期に差しかかった男達の心に漣を立て、
探索とも長い散歩ともつかぬ武蔵野行へと誘う。
日常と皮膜一枚で隔たった異境で彼らが出会う甘やかな青春の残像、
人も自然も変貌する現実の苦味を、清澄な筆致で描く連作短篇集。
『時間』『群棲』など、時間と空間の交点に、
深い人生の味わいを醸し出す黒井文学の豊かな収穫。

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