国立・富士見台の商店街「ダイヤ街」の一角。でシェアする暮らしのプロジェクトがはじまります。築50年の木造住宅をリノベーション。ただいま、解体工事が進んでいます。
コトナハウス〜国立ではじまるコドモとオトナをつなぐシェアする暮らしです。
【こどもの声があふれるシェアハウスをつくりたい】
プロジェクトは、ひとりの思いからはじまりました。言葉を通じたこどもの学びの場づくりをしてきた落合加依子さんは、こどもとのつながりのある暮らしづくりを考えていました。大きな家で、庭にこどもの声があふれて、こたつを囲んでわいわい語らうことができる家。ひとりではとても実現できないからこそ、おなじ関心をもつ仲間とシェアハウスをつくれないか??とおもいたちました。その思いを携えた落合さんとまち暮らし不動産がであったのが2014年8月のことでした。
【まちにお返ししたい】
同じ頃、現・コトナハウスオーナーの物件探しが進んでいました。仕事と暮らしで関わった国立で、たくさんの縁がひろがったまちとの縁をつなぐ場をつくろうと考えていました。物件探しで出会ったのがダイヤ街の木造住宅。ダイヤ街は、鶏肉屋、魚屋、豆腐屋、八百屋、お茶屋・・昔ながらのお店が立ちならぶ昔ながらの商店街です。高齢化は進み、空き店舗も増えていますが、夕方になると買い物に訪れる人も多くいます。目の前は車通りもないアーケード。すぐ近くには大きな公園があります。「この場所にこどもがあふれたらいいな」とおもえる環境です。この場所の可能性を探る過程で、落合さんの想いとオーナーの想いが重なり、プロジェクトがスタートを切りました。
【まちとシェアする「パブリックコモン」】
コトナハウスは4人で暮らすシェアハウスです。特徴はまちとシェアする「パブリックコモン」があること。パブリックコモンは、落合さんをはじめ4人の住人とオーナー、そして、まちのこども、おとなとシェアする場です。パブリックコモンは、住人のリビングにもなり、こどもとのつながりの場にもなり、たまには食堂になったり、図書室になったりするかもしれません。まちのこどもたちの声があふれる場にしたいという想いを共有するひとたちで使いあえればと考えています。
ただいま来年4月のオープンに向けて、プロジェクトを一緒に育てていく仲間を募集しています。イベントを以下の通り予定しています。
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ダイヤ街でお買い物&もちより食堂 パブリックコモンツアー#01
2015年1月12日(月・祝) 15:00〜20:00
コトナハウスがはじまるまち・国立市富士見台のまち歩き企画です。解体を終えて、改装工事をはじめる前のコトナハウスの現地見学も行います。ダイヤ街で買い物をしたお惣菜を囲んでごはんを一緒にたべましょう。参加費は1500円です。
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