家でこもる人たちに送る「距離観コラム」。
本日お送りする乙川は、子供二人との三人暮らしをしています。
最近家での夕飯を、居酒屋形式にして過ごすことがあります。台所の横にカウンターのようなものを設置して、子供二人を座らせます。先に飲み物(お茶とか水)を出して、注文を受けてから作るスタイルです。
とはいえ、本当にお店ではないので、この時間のための特別な買い出しもしないし、注文通りには大抵作れない店です。
「カレーがいい!」と言われても、カレーは面倒くさいな、と思ったら「カレー粉でジャガイモ炒めてみるのはどうですか?」とか、私がまあ、やってもいいかなーくらいの範囲に変えさせてもらいます(子供も納得すると「じゃあそれで」となるし「やっぱりいい。他のものを」と言われることもありますw)
好きなこと、わりと得意なことでも「やらないといけない」の圧があると、途端にやりたくなくなってしまう自分の癖。私のその最たるところにあるのが料理だったのですが、このスタイルを取り入れて、だいぶ楽しくなりました。
目の前で作ってちょろちょろと料理提供することで、「私=料理を作って、食べさせる人」「子供=料理ができるのを待っている人」という「やらないといけない」モードから、「みんなで居酒屋さんごっごしてる」という遊びに変わった感じ。注文を受けて作るというのも、工夫のしがいがあって、楽しいです。
居酒屋らしくメニュー表を作ることも考えてみたのですが、私には続かないなと思って、やっておりません。「何があるの?」と聞かれたら、直接冷蔵庫の中を見てもらってます。「これ、早めに食べてほしいんだよなあ」なんて、こちらから本日のお勧めをさせてもらったり。あと作りつつ、自分も食べるのが大事。
みなさんも、ルーティンに息がつまったら「ごっこ遊び」、いかがでしょうか。